マナーを導く豊かな心 (2012/5/3 Thu.)

 ゴールデンウィークも後半に突入です。雨が降ったり風が強かったり。。。ですが青空の下に吹く風は心地良く、早くも初夏の訪れでしょうか?
 
 今日は挙式のお仕事でした。挙式ではいろんな年代の方々が新郎新婦を祝福されるためにお集まりです。最近ではお子さんを連れてご参列の姿を見うける機会も増えました。シーンと静まった会場の雰囲気に仕方のないことですが耐え切れず、ぐずり出してしまうお子さんも多いのですが、今日はとても素敵でナイスな(死語?)親子に出会いました。たくさんの生花で飾られたチャペル。。。二歳にも満たない(であろう)お子さんがキレイなお花に手を伸ばします。「あ~また「ダメよ!触っちゃダメ!」とお母さんのダメダメ攻撃が始まるのかな~」と思って眺めておりましたら、そのお母様は「そ~ね~、キレイネ~」と優しく語りかけ、お母さんのその語りかけに満足した(だろう)坊やは「コクリ(と、うなずき)」スッと伸ばした手を引っ込めたのです。新郎新婦が入場した際には美しい新婦様を指さし、「あ~(と言ってるように見えた)」。それに対してお母さんは「素敵ね~」「コクリ」。挙式完了までこの調子で、ぐずることなくおとなしくご参列の親子。先日読んだ「男の子のしつけに悩んだら読む本」を思い起こしたのでした。こどもがよく言う「アレ買って!コレ買って!」は「ボクはコレが気に入ったよ!」の意思表示で「ホントだ、それイイね!」で、こどもの気持ちは収まるのだ。という記述がありました。なんだか似ているなあ~。。。この坊やは自分が感じたキレイで素敵なものを大好きなママに教えてあげたかったのですねぇ。昨日5/2(水)放送の「さんまのホンマでっかTV」では乳幼児でも親の言葉のほとんどを理解していると紹介されていました。お母さんの温かい語りかけがお子さんの「心」を育んでいるんだなあ~と感じた瞬間でした。

 マナーを導くうえで大切なのはやはり「心」です。相手の嫌がる、相手が不快だと感じることに対して慮る行為がマナーですので、そのためには自分に充分な「嬉しい」「悲しい」などの気持ち、「」をもっていることが大切です。江戸時代には立派な商人に育てるよう「子育てしぐさ」というマニュアルがあったそうです。「三つ心、六つ躾、九つ言葉、十二文、十五理(ことわり)で末決まる

三つ心⇒3歳までに心の豊かさを教えなさい
六つ躾⇒6歳までに躾をしなさい
九つ言葉⇒9歳までに世辞が言えるようにしなさい
十二文⇒12歳までに文章が書けるようにしなさい
十五理(ことわり)で末決まる⇒15歳までに世の中の理、森羅万象を理解させなさい

昔は15歳で一人前の大人の仲間入りでした。時代は流れ、私を含め、社会人としての成熟には時間がかかるようにもなりました。教育理論を語るつもりはありませんが、豊かな心が自分を、そして周りを幸せに、笑顔にする鍵だとは思われませんか?我々大人の責任は重大です^^;

心のないカタチは誰にとっても苦痛な存在になり得るのかも知れませんね^^
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by manners-gontarica | 2012-05-03 23:26 | その他